2010年12月11日土曜日

笠間焼との出会い

先日、焼物のトイレの洗面ボウルを探しに益子に向かう。
何軒も益子焼を見て廻ったがいまいちこれといったものに出会うことができず、そのまま流れて笠間に足を運んでみた。
笠間焼の一軒目のお店で洗面ボウルを探してることを伝えると「陶之助」というお店に行きなと言われ、言うとおりに行ってみることにした。国道50号線沿いにCafeと併設してそのお店はあった。












中に入ると奥に洗面ボウルのための展示と、設置イメージができるシュミレーションスペースがあった。洗面ボウルを探していた自分には贅沢な場所だった。

他のお店とは比べ物にならないくらいの作品のクオリティとリーズナブルな価格設定。
たかがトイレだが、ひと息つく空間。お気に入りの絵を飾るように。洗面ボウルというより笠間焼の作品を飾りたいという感覚。プラス手洗い。

陶之助の作品たちはどれを持ち帰っても文句なしだったが、ひとつだけ気になるボウルがあった。その時は決断しきれず、後日出直すことにして帰ったが、やっぱりほかの人の手に渡るのが嫌で電話で取り置きしてもらうことにし、やっと購入。

これ
オーナーの新作である。







ほれてまうやろ。

しかも通常の洗面ボウルは陶器の底に金具が付く作りだがそこもオーナーのこだわりで金具をつけない仕様。素晴らしい。


手作りの焼物はその時々で表情が違う。常に一点物で唯一無二。まさに出会い。


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